LL-Fp⼯法
LL-Fp⼯法
ジャンボによる施⼯で⼯程短縮、コスト縮減。
鋼管の曲げ強度はAGFの約3倍。
LL-Fp⼯法とは、⻑尺先受け⼯法の⼤⼝径仕様です。
従来では4インチを越える鋼管を汎⽤機であるジャンボで地⼭に打設することは困難でしたが、それらの問題を解決し可能としました。
LL-Fp⼯法の特徴
1.施⼯性の向上
トンネル掘削で使⽤されるドリルジャンボを使⽤してφwy.~鋼管の超⻑尺打設が可能であり、専⽤の削孔機‧⼈員を必要としません。
2.沈下抑制効果の向上
Φwy.~鋼管を使⽤することにより、曲げ剛性を向上。また2重管仕様では、通常のAGF鋼管(φwwz.y)の約3倍の曲げ剛性を確保しました。
3.⾼い施⼯精度
約40mの鋼管打設において、概ね1/200の⾼い打設制度の確保に成功しました。
4.⼯程‧コスト縮減
削従来⼯法(トレヴィ⼯法)と⽐較して30%程度の⼯程短縮、20%程度のコストダウンが⾒込まれます。
こんな場⾯で活躍します
LL-Fp⼯法を成功させるための技術
トラブル対策
トルク不可の少ないリングビット式を採⽤。
⼤容量回転モータの装着や油圧回路変更、冷却システム等を準備して削岩機のトラブルを改善
⼯程短縮、さまざまなLL-Fp専⽤冶具
鋼管継ぎ装置、特殊鋼管受けや鋼管洗浄装置など、⼯程短縮、施⼯向上のための治具を準備しています
効果的な注⼊⽅式
⻑尺施⼯に対応するため、注⼊⽅式も⾒直し。挿⼊時間短縮や、より均⼀に地⼭へ注⼊できるDSチューブを開発
施⼯実績例
坑⼝施⼯
発注者 | 国土交通省 h |
トンネル名 | 国道289号八十里9号トンネル |
打設鋼管 | STK400 Φ139.8 t6.6 |
打設長 | 39.5m |
打設本数 | 21本 |
注入材 | シリカレジン |
岩質 | 改良盛土~地すべり土塊~流紋岩(硬質) |
説明 | 坑口部が地すべり地帯のため、坑口部より硬質流紋岩が出現が予想される場所までの打設(根入れ) |
坑内施⼯
発注者 | 愛媛県 |
トンネル名 | 国道197号千丈トンネル |
打設鋼管 | STK400 Φ139.8 t6.6 |
打設長 | 39.5m |
打設本数 | 21本 |
注入材 | シリカレジン |
岩質 | 改良盛土~地すべり土塊~流紋岩(硬質) |
説明 | 坑口部が地すべり地帯のため、坑口部より硬質流紋岩が出現が予想される場所までの打設(根入れ) |
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